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読了:かもめ食堂, 群ようこ [読書日記]

* かもめ食堂, 群ようこ, 幻冬舎, 9784344411821

いかにも群ようこらしい小説。
2006年に映画化されている。

フィンランドはヘルシンキの街角を舞台に、日本食レストラン(食堂?)を経営する日本人女性と、そこに集う人々の日常やハプニングを描く。
おもな登場人物である3人の日本人女性は、それぞれに事情をもってヘルシンキにやってくる(辿り着く?)のだが、ものがたりは深刻さをあまり感じさせず、ときどきプッと吹き出すようなエピソードを交えながら、どちらかというと淡々とこれを描いていく。

群ようこというと、個人的にはエッセーのほうが印象が強い。国内、海外問わず、どこへでも精力的に出かけていき、現地ならではの活動を実行しきって、その場その場でいちおうの立ち位置を確立してくる。そういう空気が、どうやらこの小説にも綿々と流れているような気がした。

ちなみに映画化された映像では、多少幻想的なイメージを盛り込んだりしていると思ったが、本作では特にそのような味付けはないようなので、あれは映像化の際に加えられた観点のようでありました。

かもめ食堂 (幻冬舎文庫)


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