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読了:絶景鉄道 地図の旅 今尾恵介 [読書日記]

* 絶景鉄道 地図の旅, 今尾恵介, 集英社, 9784087207217

地形図(5万分の1、とかいうアレだ)を読み解くと、鉄道の車窓風景が浮かんでくる、そして実際にそれを見にいくと正にその風景が、といった地図好きに贈る本。集英社の新書判。

最近流行りの、一時期限定で売られる週刊****といった出版物(個人的にはあまり好みではない出版形態)に連載されたものを、加筆再構成したものとのこと。

さて読み始めると、釧網本線、五能線、などなどの有名な絶景鉄道が地形図の解説付きで語られる。マイナーな植生記号などのうんちくも語られる。第2章になると、山岳地帯などの特有の地形と、そこに敷設された鉄道の関係などが、これまた地形図を参照しながら語られる。

意外や意外、なかなか面白いなぁと思って読み進めていくと、ところがどっこい、途中からはその路線のおかれた歴史的事情やら、路線名がどう付けられたかといった内容に変質していってしまう。地形図は相変わらず引用されるのだが、ちょっと冒頭のこの勢いはどこへ、という感じである。さらに後半に入ると、まったく「絶景」とは関係がない地形や歴史の話に終始。

看板に偽りありとはこういうことだ。最初の掴みが良かっただけに残念。(あたかも、週刊****系の悪いところを体現したような状況にも見える。第一回から数回の配本は素敵な付録で購入させ、途中からは惰性で買ってもらおう、というような…。)

絶景鉄道 地図の旅 (集英社新書)


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